きゃりあ・ぷれす

りーだーず・ぷれす
「自分で何かをやりたい」「発信したい」と考える
『きゃりあ・ぷれす』読者による連載コラムです。
各担当者がそれぞれのテーマをに沿って、
思いを綴りながら、自らを成長させていく過程は、
共通の悩み・興味を持つ読者の皆さんにとっても、
共感を持ってお読みいただけると思います。
ご意見やご感想、質問などもお待ちしています。
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よーちゃん さん
HAPPY WORK みつけたい!
第12回
「こだわりを捨てたら・・・楽になりました」
初めて転職というものを経験したのが2年前。あれからわずか2年足らずで転職3回。プライベートでも長い間(10年間)連れ添ったパートナーとの別れ。あれこれ考える暇も無かった様な気がします。
今回の転職に関しては、ベンチャー企業の新規事業にありがちな「事業部の閉鎖」でした。やりがいも待遇も人間関係も満足だったので少々残念なのですが、「自らが動いて機会を創り出す」という貴重な経験をする事ができました。この2年間で5年分位働いたんじゃないかな位の充実度です。
そして「どんな小さな仕事でも意味がある」という基本を思い出す事もできました。約2ヶ月間、身辺整理も含めて求職活動をしていました。数年前は「事務は地味な感じがして嫌だ。何がなんでも営業か企画系の仕事がしたい」というこだわりみたいなものを持っていて、肩に力が入りすぎていました。
現在は派遣で事務です(笑)。しかも半年間という短期の契約。仕事は地味かもしれませんが、環境も人も大満足です(全体的に年齢層が高いのでにぎやかさとはかけ離れていますが気持ち良く仕事ができる環境です)。今回は人の紹介だったので、紹介してくれた方にも迷惑がかからないようにきちんと自分の立場と役割を考えて最後までがんばろうと思います。半年先に仕事があるのか、自分はどうなっているのか全く予想がつかない(多少の不安もあります)のですが、「目の前の事に正面から向き合う」事の積み重ねでなるようになると思っています。
実はもうひとつ仕事を掛け持ちしています。こちらは表向きはとても華やか。信頼できる経営者の下なので安心して働く事ができています。 内面を磨いていくことはもちろん、少しは外見も磨いていく楽しさにも目覚めた今日このごろです。
両方のバランスの取れた素敵な大人になれたらいいと思っています。昔は何が何でも「仕事」って感じだったのにそのこだわりを捨てた今、暮らしの中の小さな事にも喜びを感じる事ができて本当に楽になりました。
でも「向上心」だけは常に持ち続けて行きたいと思います。