きゃりあ・ぷれす

りーだーず・ぷれす
「自分で何かをやりたい」「発信したい」と考える
『きゃりあ・ぷれす』読者による連載コラムです。
各担当者がそれぞれのテーマをに沿って、
思いを綴りながら、自らを成長させていく過程は、
共通の悩み・興味を持つ読者の皆さんにとっても、
共感を持ってお読みいただけると思います。
ご意見やご感想、質問などもお待ちしています。
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まきにゅー さん
ゴーイング・マキ・ウェイ
第1回
「悩める日々からこんにちは」
皆さん、はじめまして。
現在27歳、4ヶ月になる息子がいる一児の母です。
大学を卒業後、新卒で某サービス業に入社し、我が身を酷使して働き、25歳で結婚、26歳で妊娠、27歳で出産しました。現在は育児休暇中です。独身生活から夫婦生活へ、夫婦生活から家族生活へとステージが変わるごとにたくさんの気付きがありした。このような機会をせっかくいただいたので、これから私が個人的に考えることになる「ひとりの女性としての生き方」について、綴っていこうと思います。

今回ははじめましてなので、現在に至るまでの私について簡単にご紹介します。
私は海と山に囲まれた田舎育ちで、雨も雪もあまり降らない土地出身です。どこかわかりますか?両親が結婚8年目にして授かった待望の赤ちゃんだったので、それはそれは甘やかされて育ちました。何でもやりたいことをさせてくれ、望むものを与えられ、自由奔放に育てられたんですがどんな時も両親が私に言っていたこと。それは、「感謝の気持ちと謙虚さと笑顔を忘れるな」ということでした。

自分が親になった今、ずっと言われてきたその言葉が身にしみます。両親が大好きで大切にしていると自負していても、自分が親になって「こんな気持ちは初めてだ」と思うことが実際多くありました。やはり何事もその立場になってみないとわからないものですよね。

話はもどりますが、そんな両親のもとで18歳まで生活し、大学へ進学。そして社会人になりました。
両親が共働き(実家は自営業です)で、2歳から保育園に預けられていたせいか、昔から「男は働き、女は家庭を守る」という考え方にどうも100%は賛同できませんでした。自分が社会人になっても「好きな場所で好きな仲間たちとやりたい仕事をし続けたい」、いつか結婚しても「家庭」と「好きな仕事」が両立できれば幸せだと思っていたので、それ実現できる会社に就職しました。

お給料やお休みなどの条件面より、優先していたのは「やりがい」です。BtoBの仕事よりBtoCの仕事がしたくて業界を選んだのですが、それはそれは大変なお仕事でした。周りの同僚や同期も何人も「燃え尽き症候群」になり、退社した人も多く見てきました。

しかし私は楽しくてしょうがなくて、仕事にハマりすぎて失ったものもあります。上司から「3年間は質より量で何が何でも途中であきらめずに働きなさい」と言われていたので、それを守り、私は丸3年がむしゃらに働きました。
そして社会人2年目の秋に彼(旦那さま)に出会い、結婚し、結婚生活3ヶ月目で子どもを授かり、出産して現在に至ります。今は子どもとのんびり生活しているので、時間にも余裕があり、上で述べたような「いき方」について考える時間が増えました。出産すると世界が変わる…というのは本当かもしれません。

彼(旦那さま)に出会ったことで「働き方」や「生き方」に対しての考え方が変わったことも事実です。夫婦になってたくさんの衝突もありました。 そんな内容もこれから少しずつ書いていけるといいなぁと思っています。