素足が気持ち良い季節です。
この時期は、指の間をちゃんと拡げて蒸らさない。足の指は活性化させるけど、水虫は活性化させないチャンスの時期でもあります。
足の指を毎日靴下でスッポリくるみ、靴の中に閉じこめっぱなしでは、退化する一方です。ちなみに、その退化は小指から始まるとも言われています。家具などの隅に知らずに指を引っかけ、「アッ痛ッ〜 」と大変なおもいをした経験はありませんか。指は在るのに、その感覚がなくなってくるのがマズイのです。
実際に、手指同様、物を掴んだり挟んだり自在に足指を使える人もいることを思うと、足の指などは意識しなければまず最初に衰えてゆくところなのでしょう。
そこで今回は、足指大作戦。一本一本自分の指の様子を確認しながら、無理なく水かきを拡げてゆく過程をフルコースで御紹介しました。
実際、試してみるとわかりますが、指によって開くどころか動かない、力が関節の途中で抜けてしまうなど状態に違いがあります。意思の伝わらない指の間の水かきは、固くぶ厚くなっています。
指それぞれ、実は身体の機能と関連あるのですが、総じていえば脚力、腰の力と足の指力は直結しています。まずは足指の感覚が戻ってくると、着地感が変わります。そういう意味では、地に足の着いた感覚が薄らぐ一方の現代人にとっては、気長に一年を通じて行っても効果のあるメンテナンスです。たかが足先ですが、その影響は大きいのです。
足は汚いからと言う前に、ちゃんと洗ってキレイにしてどうぞ気持ちを向けてあげて下さい。
自分の指です。見えないところで、よく働いてくれていますよ。
まずは、足の指の開き具合いを確認。「パッ!」と指に力を張って。どの指も真っすぐに延ばし開こうとします。片足ずつ行います。動かない、力の入らない指をあらかじめチェック。
足指の関節を持ち、甲の中から指の骨を引き抜くようなつもりで、ひとつながりの長い指にしてから、付け根の方を回すのがコツ。特に親指の付け根の骨の回りは固まりやすく動きづらいので、一回で何とかしようとせず気長に。無理せず。
やっきになって行うと、首や肩に力が入りがち。足から上体をできるだけ離して行う姿勢をこころがけてみて下さい。
足の指を両手で軽く持って、指と指のつなぎ目の水かきの奥の部分まで響くように、指同士を割ります。鈍い指の間はつまっている感じがします。
指の間の水かきの部分を甲側と足の裏側から指で挟むようにして触れて確認します。 ぶ厚く固い水かきほど痛いです。開く指の間の水かきは薄く、よく伸びます。カエルやイモリの水かきは改めてスゴイ!
全行程終わった後にどにもう一度「パッ!」と開いてみましょう。違いを確認してみます。指と指のスキ間が開いて風通しがよくなる感じありますか?