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緑溢れ、爽やかな季節になると、足をいっぱい使うことで、身体のゲンキは、更に増してきます。家の中でも、足を鍛えてみませんか。
今月のお薦めは「跪座」。 座る前に、まずご自分の足首の様子をチェックしてみましょう。よく回り、引き締まっている足首の人は、足指ハッキリ、脚自体の動きも機敏で、頭も柔軟な傾向が。足首は骨盤、生殖器の影響も反映します。ここはブヨブヨしていたり、固まりすぎて一定方向にしか動かなくなってしまうとヤバイところなのです。 では、跪座の姿勢を――。すでに足首、足指が「痛いっ!」という方。少しずつでも、こんな姿勢があることに慣れましょう。楽勝の方――かかと同士を寄せることは可能ですか。その際、親指・小指の付け根両方とも、足裏が平らに床に着いていますか。足首の固さと骨盤の開閉具合いは十人十色なので焦らず少しずつ。この姿勢がとれた暁には、すでに背筋がスウッと伸びた、美しい後ろ姿になっているはずです。
さらに、「全然平気よ」という方――正座から、お尻をできるだけ上げないようにして跪座へ。足首を柔らかく回して、上下動の少ない優美な立居振舞いをめざしてください。
やはり、身体は 習うより慣れろ の世界。 日常の中でちょっとちょっと気をつけてゆく。人の見えないところで積み重ねる努力…。 あぁ、カッコ良い『キザ』になるのは本当に大変なのです。
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日常のちょっとした動作も“跪座”で…。
後ろ姿が美しい!
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かかとはできるだけくっつけて。
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親指から小指の付け根まで、できるだけ床に平らに押しつけてみる。
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かかととお尻はできるだけくっつけたまま。さらにお尻も軽く上げないようにする。
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例えば足首を外側にくるっと回して。勿論内側にもOK。
試みたあとに、そのまま足首を後ろから前にひっくり返すようにすると、指がひっかかりにくくスムーズな動きに。