- 「きゃりあ・ぷれす」で紹介されたお試し講習を皮切りに、通いつづけて丸2年になります。最初は身体のしんどさの解消及び、なんとなくあってそうな感じがして始めたのですが、「生きていくのが以前より楽」になってきているのを実感しています。
学生の時も会社に入ってからも、他人と比較して自分が優位に立っていないと不安になるような性向が付いてしまっていました。この点については自分だけでなく、同世代の女性と話をしても同感を得られることが多いです。
この講座では、「これができるのが一番/正しい」ということではなく、自分の身体に向き合って「自分はどうなのか」を感じていくことで身体の感覚を磨いていきます。
まだ頭で考えることが多く、いつも身体での判断ができるところまで至っていませんが、今後も継続していき、いずれ自分の天職の発見につなげていけたら、と思っています。(石田 美智代)
- 私にとっての身体感覚講座は、心身ともに健康であるための定期メンテナンスといったところだろうか。日々の生活での小さいけれど積み重なれば大きくなってしまう心身の負荷と、季節の変化に対する身体の不整合を、月1回じっくり自分で調整するそのやり方を教えてもらい、その場で実行する大切な時間である。
毎回終わった後、始まる直前までわだかまっていたものがどこかに行ってしまって、なぜそれを重大だと思ったのかが不思議になるような感覚を味わうことができる。自然の営みから遠くなってしまった私たち現代人にとって、(という一元的な言い方は馴染まないかもしれない)少なくとも私自身にとっては、間違いなく必須の心身メンテナンスなのである。(m)
- この講座は、身体を動かすという点ではフィットネスクラブやジムみたいなもんである。ただし、ここで扱っているプログラムは、決して西洋の受け売りじゃない。日本の腰肚(コシハラ)文化に基づいた、古来より受け継がれた型を用いた身体運用プログラムなのである。
さらに、ここにはウェイトや平均速度などという客観的、外的な指標はない。
基準となるものは、自分自身の主観、内観。つまり、ここには絶対的な正解というものが存在しないのだ。
この講座を通して、身体のかそけき声に耳を傾ける術を少しずつ身に付けていくと、メイクや服装など表層の取り繕いを超越した「なにか」が備わっていくようだ。みんな講座後は、腰がシャンと立ち、どっしりとした安定感があり、そしてな〜んかキレイになっている。その「キレイ」の理由は、言うなれば身体の野生みたいなものじゃないかなって私は思う。
さあ目覚めろアタシのからだ!(K.T)
- 身体感覚講座は不思議な講座である。
参加する前に、既に参加している人から「口では説明できない」と言われ「?」と思っていたが、参加してみると、なるほど何をやっているか説明しづらいのである。私などはあまり熱心に勉強しているとは言いがたいので、「なんとなく」講座に参加し、「なんとなく」カラダを動かしているのだがはっきりしているのは毎回終わった後にカラダがすっきりし、回を重ねるごとにカラダが正直になっていく感覚が得られることである。
日常生活ではどうしても自分のペースでモノゴトを進めていくのは難しいが、この講座ではあくまで「自分が主役」、自分のペースを取り戻せることが心地よい。(A.N)
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