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犬と遊ぼう!情報満載!
『DOGGYぷれす』VOL.45
2000.9.29(金)発行
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DOGGYぷれす編集部
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■第2回日本臨床獣医学フォーラム年次2000に参加して-3
■朝日新聞9月18日朝刊より「マンションでペット過半数が容認」
■読者フォーラム(読者の皆様の質問や情報コーナー)
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第2回日本臨床獣医学フォーラム年次2000に参加して
【動物との暮らしを考えるフォーラム】
主催:日本臨床獣医学フォーラム
【市民フォーラム】
●犬のしつけ(問題行動)
モデル犬によるデモンストレーション
9月3日(日)13:00〜14:30
テリー・ライアン(全米ドッグインストラクター協会元会長)
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〈あなたのそばにこれらの犬達がいますか?〉
VOL.44では、L・O・U・D・E・Rの6種類の犬達の状況により分類し
ました。あなたの犬はどの分類に入るかを(一つ以上属する場合もあ
ります)観察し症状を把握した後に問題行動を直すための訓練を始め
ましょう。
---Lは「Look at me」私を見て
誰か頼むから私のことをかまって!----
この種の犬は誰にでもかまって欲しいのです社交的で群を対セルにするタ
イプかまって欲しいため穴を掘ったり物をかじったり、声を上げることで
関心を引こうとします。声のトーンはやや高めで途中で誰かがじぶんを見
ていないか確認しまた吠え始める。また、小休止に尾を振ったり、くるく
る回ったり、おじぎをしてみたりと関心を引こうとします。
言い換えれば、スーパーで大声を出しながら走り回り母親や、他人の気を
ひこうとするわがままな子供と同じなのです。
---Oは「Offensive」先制攻撃
さっさとでていけ・・・さもないと・・---
自分や自分の縄張りや所有物を守ろうとしている勇猛果敢な犬は驚異とみ
なした全ての人や物に対し、うなり、吠えます。この様な先制攻撃型の犬
は驚異とする相手を意図してさまざまな威嚇行動を展開します。犬が自分
の中に引いた境界線を越えて接近した者に対し「やれるものならやってみ
ろ!」というような反応がみられます。
---Uは「Under-employed」失業中
何もすることがないよ・・・吠えることで暇つぶしでもするか---
失業中の犬とは時間も体力も有り余っているの何もする事が無くエネルギ
ーの放出が出来ずに、無駄吠え、物をかじる、体をかく、穴を掘る、など
欲求不満解消として行動に表れます。吠えかたは、一定の均一間隔のリズ
ムで抑揚がなく誰に吠えるともなく遠吠えのように長く吠えるのが特徴。
---Dは「Defensive」守備防衛
怖いよ・・・近よらないでよ・・・できれば自分から身を引きたいよ---
不安で臆病な守備防衛型の犬に多く、犬が自分の中に引いた境界線を越え
て接近した対象が恐怖となり、パニックを起こします。いなくなってくれ
るのを望んで鋭くかん高い声で吠えます。
---Eは「Enthusiastic」楽しく積極的
何で吠えるのか、ですって?楽しくてしょうがないのよ!---
好奇心旺盛で何にでも興味を示し、興奮しやすい犬に多く、周囲で何か動
けばそれだけで十分な刺激となり興奮します。吠えながら動き回り尾を振
りながら、ハァハァと息を荒くして、まるでバースデーパーティーで興奮
する子供の様なはしゃぎぶりです。
---Rは「Reduce-my-Dependence」依存症
大切な人を何とか呼び戻さなきゃ・・・---
特定の人間と非常に強い絆で結ばれてしまっているために、その特定な存
在がいなくなると大変な苦痛となり、特にその存在と別れた(留守番させ
られ外出する等)直後は大変な騒ぎです。鼻を鳴らしたり、よだれを垂ら
したり、玄関や戸などをガリガリひっかいたり、物をかじったり、その様
子はキャンプでホームシックにかかった子供の様です。
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早速、問題行動を直すための訓練を開始!の前に必ず犬の健康状況を調べ
ておくことが大切です。問題を獣医師にまず相談し、その中で避妊や去勢
のことに関しても聞いてみるべきでしょう、また食生活は犬の行動に重要
な因子なので、犬の食餌に関しても獣医師に相談出来るのが理想です。
犬が臆病で不安を抱えている場合、トレーニングを施する間は、補助療法
として薬を処方される場合もあります。絶え間なく歩き回ったり、常時体
をなめたり、何の意味の無い無駄吠えなど特に困難な症状の場合は行動学
及び、トレーニングによる治療を施してくれる専門家を獣医師が紹介して
くれることでしょう。
結局のところ以上の様な犬の問題行動は、生活からくるストレスが問題で
ある。そのことに人間は意識を立ち返し、私たち人が犬の行動を知り、犬
との関係を改善し柔軟性を持って生活を送ることが、問題改善の大きな鍵
になることをもう一度意識することから、すでに訓練がはじまっています
訓練されているのは犬ではなく私たち人間なのかもしれない。
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朝日新聞9月18日朝刊より
「マンションでペット過半数が容認」
総理府調査「癒し」求め家族の一員に・・・
マンションやアパートなどの集合住宅で犬や猫を飼っても良いじゃないか。
そう考える「ペット容認派」が総理府の世論調査で初めて過半数を占めた。
16日付で発表になった「動物愛護に関する世論調査」で「一定のルールを守
れれば飼ってもいい」と答えた人が58%になり前回調査(1990年)の42%
から更に増えた。逆に「飼ってはいけない」と感じる反対派は36%で前回よ
り15%減った。「ペットを飼うのが好きか、嫌いか」という問いには68%
が好きと答えた(前回より4.3ポイント増)実際に飼っている人は全体の3分
の1程で前回並みだが、飼う理由(複数回答)を見ると「気持ちがやわらぐ
(まぎれる)から」が46%にのぼり、前回の28%から大幅にのびた。動物に
「癒し」を求めるひとが増えたのを裏付けた形になった、総理府は「小子高
齢化が進んだことなどから『ペットは家族の一員』と考える人がおおくなっ
たのでは」といっっている。また、犬か猫を飼っている人に去勢や不妊の手
術を受けているか聞いたところ犬では27%猫だと63%の人が「受けている」
と答えた。前回より12〜〜16ポイント増えており総理府は「啓発活動が進
んだことや飼い主の責任意識の高まりが背景にあるのではないか?」とみて
いる。
興味深いのは実際に飼っている人といない人に関わらず、68%が好きと答
えた(前回より4.3ポイント増)のには犬や猫、ペットに対する人間側の意
識の変化がうかがえます。「小子高齢化」も要因の中に影響があるとはいえ
人と動物の関わりが深くなるのは喜ばしいことと思うのは私だけではないと
思いたい。
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■ 読者フォーラム(読者の皆様の質問や情報コーナー)
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私の所では、2匹のヨーキーがいます。(雄2歳、雌1歳6ヶ月)
後7日でお産が始まります。
初めてのお産どうきり抜けたら良いのか教えてください。(VOL.43 より)
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交配一ヶ月で触診で判断というのは微妙な所です。
「まだわからない」ならともかく、「九分九里子供はいない」と言い切るのはどうか
と思います。
初産なようなので心配ですね。
問題無く生まれるかどうかは、その子の骨盤の広さや、子犬の大きさ、家系、母犬の
状態によりますが、なんといっても獣医さんの腕による所が大きいです。
小型犬は難産や微弱陣痛が多いので、対処の仕方一つで、子犬や、母犬の生死まで左
右されます。
小型犬の出産になれていれば、産道に指を入れて、陣痛を促進したり子犬の状態を確
かめたり位置をずらしたり、うまく引っ張って出したり出来ますが、知らない人は出
来ません。
帝王切開も体の小さい子は、麻酔の調節が難しく、アレルギーもあるので知らない獣
医さんだと、母子共に死なせてしまうこともあります。
出産で一番頼りになるのは古くからやっているブリーダーです。
ドッグショーなどに行ってみてやさしそうなブリーダーさんに相談してみるとよいか
もしれません。
(A.Y)
URL http://village.infoweb.ne.jp/~fwhz7457/village.infoweb.ne.jp
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初めてメールします。
いつも楽しく読ませてもらっています。
ヨーキーのお産のことですが、家にもつがいのヨーキーがいて、
3回お産をしました。 すべて自宅です。
犬はえらいもので、誰も教えないのに臍のおを噛み切ったり、
後始末まで全部自分でします。
私がしたことは、産室を用意したことと、全部生まれるまでそばについていたやった
だけです。
中には息をしていなくてマッサージしたりしたけれど助からなかった子もいました
し、
最後まで育たなかった子もいました。
でも、病院の先生がおっしゃるには、もし病院で産んだとしても最初から体力がな
かったり、
何らかの問題があったりするのですべて助かるとは限らないといわれました。
お手紙にあったメスの子が特に体が小さいとか病気がちだとかいうリスクがなけれ
ば、
大丈夫だと思います。 ちなみにうちのこは、初産のとき妊娠前1.6kgしかなく、
やはり
4匹おなかに入っていました。 時間も初産のときは6時間ぐらいかかりました。
1歳6ヶ月という月齢は少し早い気もしますが、でもすでにおなかに新しい命が宿って
いるのですから、ぜひ無事にお産が終わるようお祈りしています。
生まれた後の子犬たちのかわいさといったら、ほんとにたまらないものがあります。
ぜひ、がんばって子犬たちの誕生を見守ってあげてくださいね。
それでは、後日談を楽しみにしております。
ハンドルネーム:みきっぺ より
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ヨーキーのお産で大変困っている方のメール読みました。もし、よろしければ不安
なことの相談にのれる方がいます。
その方は飼養動物管理士であり、千葉県愛護協会のメンバーで現在ペットショップ
経営しています。
数々のお産を経験してきております。連絡いただければご相談にのれます。
私の家でもヨーキーを飼っています。
(S・T)
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飼われている環境が不明ですが、基本的に、どんな環境でも犬は(動物は)
人間の助けがなくても出産できます。人間は、邪魔をしないことです。
犬は、普段寝ている場所付近で出産します。破水間近になると、出産場所の
ベッドメーキングを始めます。このときは、飼主は傍観していたほうが良いです。
犬が相当神経質になっていますから。あらかじめベッドの材料(ボロ布など)
を付近に置いておくとよいでしょう。飼主が1mくらいの距離をおいて
出産に立ち会うことは嫌がりません。(両者の関係が良好であれば・・・)
家族全員はだめです。一人のみです。
水も必要です。風呂で使う洗面器くらいでよいでしょう。
照明を落とします。音楽そのた騒音のもとは消します。これは人間の場合も同じです
ね。要は環境造りです。あとは、犬にまかせます。
破水のあと、子犬が次々に生まれてきます。母犬は生まれてきた子犬の鼻を舐めて
呼吸を確保します。それから体についている羊水を舐めて拭き取ります。
あなたは、ただ、やさしく見守っていればよいのです。
母犬はあなたが、そばにいてくれるのを心強く思うのです。
出産が終わったのを見届けたら一声かけて離れます。母子には休息が必要です。
お疲れ様でした。子犬の元気な鳴声に乾杯!
(A・T)
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