『旧暦美人ダイアリー2008』の旧暦監修者主宰サイト
「こよみのページ」のご紹介
■□■ ■□■
『旧暦美人ダイアリー2008』で旧暦監修をお願いした「かわうそ＠暦」さん
こと鈴木充広さんは、人気サイト「こよみのページ」やメールマガジン「日
刊こよみのページ」を運営・発行していらっしゃいます。今日は、そのご紹
介。
■鈴木さんのこと
鈴木さんは、海上保安庁第五管区海上保安本部下里水路観測所長というナガ
ーい、エラーい肩書きをおもちの方です。
海上保安庁というと、あの「海猿」のイメージかというと全然ちがって、天
文に関する研究者でいらっしゃるのです。また、研究者というとちょっとカ
タブツ感がありますが、そんなイメージともまたちがって、とても気さくで
優しい方という印象です。
鈴木さんに暦についての素朴な質問をひとこと投げかけると、期待した１０
倍２０倍の内容の答えが返ってきます。暦のことなら何でも知っている、そ
の周辺のいろいろな博識が溢れ出るという感じです。
■暦のことなら何でもわかる充実のサイト「こよみのページ」
その鈴木さんが管理・運営されているのが「こよみのページ」です。ご多忙
なお仕事の合間につくり、運営されているとはとても思えない充実ぶり。暦
のことなら何でもわかるという優れものです。西暦の万年カレンダーを始め
、西暦の年月日を入れると旧暦の日付が自動計算される（これがそう単純な
計算ではできないところが、旧暦のややこしいところです。）システムや月
齢カレンダー、暦と天文の雑学などなど・・旧暦に限らず暦のことなら何で
もござれの超充実サイトです。ぜひ一度のぞいてみてください。
「こよみのページURL
http://koyomi.vis.ne.jp/
■毎日発行のメールマガジン「日刊こよみのページ」
その日その日の暦上のさまざまなことがわかるメールマガジン。旧暦に関係
すること、誕生花と花ことば、各地の日出没時刻、時にはイスラム暦やユダ
ヤ暦の話などなど、こちらも内容豊富です。鈴木さんの日々のコメントもの
っています。これを毎朝発行するのを日課とされているご様子。すごいな〜
とただただ感嘆するばかり。そのバックナンバーも「こよみのページ」サイ
トで見られるので、一度チェックしてみてください。
さて、その「かわうそ＠暦」さんこと鈴木さんから『旧暦美人ダイアリー20
08』に向けてコメントをいただきましたので、掲載させていただきます。
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、かわうそ＠暦こと鈴木です。
「こよみのページ」宛にメールを送ってくれた方への返信は、いつもこの挨
拶から。
と言うことで、書き慣れたいつもの挨拶から始めさせて頂きました。
旧暦美人ダイアリーとの関わりは、『旧暦美人のすすめ』の編集者、包山さ
んと知り合ったことから始まりました。たしか包山さんから暦についての質
問のメールを頂いて、「こんにちは、かわうそ＠暦・・・」といういつもの
書き出しで返事を送ったところからやり取りが始まったと記憶しています。
宮崎さんとは包山さんからの紹介でお会いしたのが始め。まるで友達の輪で
すね。
この出会いがきっかけとなって『旧暦美人のすすめ』そして『旧暦美人ダイ
アリー』の制作に当たって、その暦に関する部分についてお手伝いすること
となった次第。それまで全く繋がりの無かった方々と知り合い、物作りにい
くらかでも参加出来たことは楽しい体験でした。出来上がったダイアリーは
実用的で、カバーの手触りもよく、個人的にも便利に使わせて頂けそうです
。
昨今は、日本の伝統的な生活様式が見直されるようになり、その流れの中で
明治改暦以前に使われていたいわゆる旧暦も脚光を浴び、旧暦ブームと呼べ
るほどになりました。
ただその旧暦ブームはどうも上滑りで、本当の旧暦の姿を知らないまま「昔
はよかった」という雰囲気で語られることが多く、その点が残念で、ことあ
る毎に
盲目的な旧暦礼賛ではなく、旧暦というものの成り立ちや仕組み、
長所と短所といった点をしっかり知った上で活用して欲しい
と言い続けています。
幸いなことに包山さん、宮崎さんともそうした私の考えを理解してくださる
方でしたので、『旧暦美人ダイアリー』作成についても気持ちよくお手伝い
することが出来ました。
自己紹介で「趣味は暦の話です」といえば、怪訝な顔をされること間違い無
しです（私の実体験）が、『旧暦美人ダイアリー』を手にとられる方がいて
、その幾人かがこのあやしい（？）暦の話に興味を持ってくれたらいいなと
密かに願う私です。
暦の話が気になるようになった暁には、「こよみのページ」にお越しくださ
い。
お待ち致しております。
かわうそ＠暦こと、鈴木でした。