◆ADA(エイダ)さん
◆鈴木五十鈴さん
◆中里優さん
◆らふぃきさん
◆窓香さん
◆◇◆発行人より....................................................
今年5月、木村麻紀さんの著書「ロハス・ワールドリポート」をご紹介し、
読者プレゼントのお知らせをしました。感想文の宿題つき(笑)にもかかわら
ず多くの方からご応募いただき、ありがとうございました。
抽選のうえ、3名の方に送らせていただきました。今号では、その方々から
いただいた感想文に加え、さらに2名の方からもご感想をいただきましたの
で、5名の方からの感想文を掲載いたします。木村さんからのコメントつき
です。みなさん、しっかり読んでくださり、力の込もった感想文をお寄せく
ださり、ありがとうございました。
感想文を読まれてご興味をもたれた方は、是非本をご一読ください。
詳細はこちら↓
http://www.pangea.jp/c-press/poco/028.html
(宮崎)
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◆ADA(エイダ)さん□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ロハス、ビールというのがプレゼントの本のキーワードだと勘違いしていま
したので、楽しい、体験記かと思いきや、地道にこつこつと調査したリポー
トでした。体験記もおもしろいと思いますが、この本のような、調査リポー
トは時間と費用と情熱がないとなかなか書けませんから、貴重なものだと感
じました。思いがけず、本書にめぐりあえて本当に良かったと思っています。
まず、本の最初から米国のレイ氏が作られたという生活創造者度チェックリ
ストがあり、ぐいぐい本文に引き込まれていきました。18項目からなる
チェックリスト、なんとほぼ満点です。ほぼと、口を濁さざるをえなかった
のは、「家計をきちんと管理しており・・」という項目だけがひっかかって
しまったからです。我が家は共働きで、食料品をはじめ日用雑貨類の買い物
は気がついた方が行い、時間のある方が食事の支度などの家事をするという
生活をしているのですが、そうなると、家計の管理は双方の支出を合わせな
ければならず、とても細部まで管理しきれませんでした。日常のランニング
コストは大体これくらい、という大雑把な目安を把握するにとどまりました。
さて、いつからロハスという言葉に関心を持ち始めたのか、定かではありま
せんが、スローフードに関心がありましたので、その概念をもっと包括的に
ふくらませたものがロハスということで、いつしか目にとめるようになった
のだと思います。自分で作る料理は、添加物を入れませんし、甘さを控えま
すのでおいしくいただけます。ベーコンや、生姜の酢漬け、ラッキョウな
ど、長期保存のための食べ物もできるかぎり自家製にします。季節の味を閉
じ込めた果実酒も仕事疲れを癒す夕食の食前酒として欠かせません。
スローフード、イコール、おいしい、という式が自然に頭の中に構築されて
おり、それが、いつのまにか、気持ちいい、イコール、ロハスという式に
なっていきました。
ロハス、この奇妙に響く言葉はLifestyles of Health And Sustainability
の頭文字をとったものだそうですが、そのフルスペルを知ったとき、これこ
そ自分が求めているものだと感じ入ったことでした。
昨年からは、ついに野菜も自家製にしたいと思い、市民農園の一区画を耕し
ています。週末は普段より早く起きて、生ごみを畑に埋めにいきます。歩い
て10分ほどです。健康のために自転車ではなく歩きます。そして生ごみを土
に戻せる幸せをたっぷり味わいます。今の時期ですとトマトやきゅうりを
収穫できます。採れたての野菜のおいしいこと!生きてて良かった!と思う
瞬間です。
本書では、このような食べ物のことももちろん取り上げていますが、社会の
いろいろな側面にも光をあてて、世界のロハスの最新動向を伝えています。
そのひとつが、SRI、Socially Responsible Investimentです。社会的な責
任を果たしている企業に投資をしていくという社会的責任投資(SRI)は
この21世紀の金融のあり方を示すものだと感じます。環境問題だけでなく軍
事目的には加担したくない、人種隔離政策をとる国のものは使いたくない、
など、いろいろな価値観に合わせて選択できる金融商品が出てきていること
を本書は詳しく報告しています。女性の知人が「金融で世の中をグリーンに
変える」というキャッチフレーズでエコバンクをはじめ、今までの価値観に
とらわれず、自由な発想ができるのも女性の強みだと感じたことがありま
す。SRIも女性が中心になって推進していくという構図が出現する予感がし
ます。
自分の価値観に合った投資、といえば、目下の私の最大関心事は企業におけ
る女性の登用にありますので、投資をするとなると、女性登用に価値を置く
ファンドにしたいと思います。最近は女性活用を価値基準とする金融商品も
出てきたと聞いています。さらに進めて、企業中枢の決定に参加できる女性
がどれくらいいるのかを示す女性の管理職への登用度を価値基準とするファ
ンドがあればすぐに参加したいと思いますが、ここまではまだ聞いたことが
ありません。
女性も社会活動への参加が当たり前の世の中になったとはいえ、やはり、
社会を変えていくためには決定権を持つ管理側に女性が増えていくことが必
須です。米国の管理職に占める女性の割合は40%を超えていますが、日本
はまだ10%です。最近、企業が自主的にCSR(社会的責任)リポートを公
開する例が増えてきた、と本書では述べています。その中に、その企業の管
理職に占める女性の割合まで報告するようになってほしいと切望しています。
本書では投資だけでなく、欧米で実施されているいろいろなロハスな社会の
仕組みが紹介されていて、これからの日本の政策を考えたり、企業の新商品
を企画する上で大変参考になります。例えば、ロハスなクレジットカードが
紹介されています。そのカードで買い物をすると、買った商品の製造元が、
一定割合でロハスな活動団体に寄付をする、という仕組みになっているので
す。私たち消費者は多忙でロハス活動に参加できなくても、日々のなにげな
い行動の中でロハスを支援することができる、というわけです。
本書はデータベースとしても活用できそうです。CO2削減のためのカーボン
ニュートラルという概念も紹介されていますが、その考え方にそった、エコ
ツアーに関するウェブサイトのアドレスや、代替医療についての情報など、
折に触れて本書を引っ張り出して、参考にしていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
木村麻紀さんからのコメント------------------------------------------
ADAさんのように、食をきっかけにLOHASの世界に入って行かれる方は
多いはず。家庭菜園で採れたトマトときゅうり(←おいしそう!!)に
「生きてて良かった」と思う感覚は、LOHASの大切さを知っていく上でゆ
るぎない自信を与えてくれると思います。さらにADAさんのスゴいと
ころは、食を足がかりに社会的責任投資(SRI)についても試してみよう
と具体的に行動を起こされていること。これからもぜひ、ADAさん流
にLOHASな世界を広げていってくださいね。
ご感想、ありがとうございました。
◆鈴木五十鈴さん□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
編集部の皆さま
感想文が遅くなってしまいました!申し訳ありません。立派な文章を書こう
とするから書けないのだ・・・ということに気付いて、素人らしく思うまま
に書くことにしました。
まず、この本を読む前の私は、ロハスという言葉をそれほど意識する訳でも
なく、自分なりに環境に優しい生活をしているつもりでした。ゴミを減らす
ために分別やリサイクルをし、重曹やお酢を使って掃除・洗濯などの家事を
してみたり、マイバッグ持参で買い物に出掛けたり・・・と。
やらないよりマシではある。環境に優しいことには違いない。でも・・・
私がやってきたことは、「これ以上環境を汚さないための生活」に過ぎない
と気付かされました。
この本には、もっと積極的に環境を変えていこうという取り組みが、たくさ
ん書かれていました。こんなにも色んな取り組みが世界中でされているんだ
と知って驚くと同時に、まだまだ、この地球も捨てたもんじゃないゾ!と
希望を持ってニンマリしてしまいました。
中でも、いいなぁと惹かれたのが米国のビレッジホームズですね。建物自体
が太陽や風など自然の恵みを、うまく取り入れた造りになっていて、電力使
用量が平均家庭の半分で済むなんて、良いじゃないですか!雨水利用システ
ムは、日本でも一般家庭向けの雨水タンクが色々出ていることをチェックし
ましたよ。
木村さんは本の中で、関連するWebサイトをたくさん紹介してくれているの
で、読みながら実際にチェックして、「ほぅ〜!」とか「へぇ〜」とか言い
ながら、新たな発見をする喜びがあって得した気分です。
話を元に戻しまして・・・ビレッジホームズの最大の魅力は「親密なコミュ
ニティ」だと思います。そこに暮らす人達が、それぞれ環境に配慮しながら
助け合い、共に収穫したり分け合ったり・・・いいなぁ〜私も住みたい!と
思ってしまいました。本当に楽しそう!
実際ビレッジホームズのようなところに住むことは出来なくても省エネ家電
を使うなど、今の住まいで出来ることは実践していこうと思います。
大金を持たなくても、一番簡単に実践できることは、やっぱりお金の使い方
を変えることでしょうね。
「排出されるCO2を金額換算し、植林や省エネ・自然エネルギー事業に投資
することでCO2の排出を相殺する仕組み」(カーボンニュートラル)なんて
いうのは、目から鱗でしたが、個人レベルでどうこう出来るものでもない
ので、せめてフェアトレード商品や地元の有機野菜などにお金を使いなが
ら、投資についてもロハスの視点から、もう少し学んでみたいと思いました。
ウィンドファンドにも興味があるし、エコツーリズムにも・・・本当に様々
な分野でのロハスが、たくさん書かれているので、興味を持ったことを一つ
一つ取り上げていたら、きりがありません。
今までロハスに興味がなかった人だけでなく、ある程度知識のある人にとっ
ても、きっと新しい発見が必ずある一冊だと思います。読んで、理解して終
わり。・・・にしないで、どんな小さなことでも行動を起こすために読んで
欲しい一冊です。
P.S. そんな訳で私は、友達にもこの本を薦めて感想を聞かせて
と伝えています。
木村麻紀さんからのコメント------------------------------------------
鈴木さんも、こんな風に読んでもらいたいという私の思いに沿った読み
方をしてくださいました。それは、LOHASに関して自分は今何を知ってい
て何をやっているのかを確認していただくと同時に、自分は何を知らずに
何をやってこなかったのかを発見していただくということです。「これ以
上環境を汚さないための生活」とおっしゃっていましたが、そのようなこ
とですら残念ながら広く行われてはいません(ですから、鈴木さんは素晴
らしいと思います!)。その上「せめてフェアトレード商品や地元の有機
野菜などにお金を使いながら、投資についてもロハスの視点から、もう少
し学んでみたいと思いました」と、鈴木さんなりに新しいLOHASの世界を
広げようとなさっています。鈴木さんのLOHASな意欲&行動力に脱帽です!
ご感想、ありがとうございました。
◆中里優さん(鈴木さんのお友達)□□□□□□□□□□□□□□□□□□
この本は、自分が思ってた以上にすごかったです。すごいという表現が適切
かどうか分からないけど。
最初ロハスという言葉を初めて聞いたときは、マーケティング用語というこ
ともあって、「エコに気をつけてる人を食い物にしようとする新手の定義付
けか?」ぐらいに考えてて、正直拒否反応があったんだよね。(商標とか
取ってるあたり、エコは権利を独占するものじゃないだろうって気持ちが
あって)
でも読んで思ったのは、ロハスという言葉の概念がどうとか、自分の生き方
がロハスなのか?ってことをいちいち考えて、それに自分が当てはまるのか
どうなのかなんて考えるのは、まったくナンセンスだってこと。そんなこと
考えずに、自分の生き方として人や環境を大事にして、自分が満足いく暮ら
しを求めていけばいいんだね。
今まで俺は、自分が何かの定義に当てはまる生活をして、それを人に「そ
れって○○だよね」って言われるのがすごいイヤだったんだ。
でもそんなちっぽけな考えをぶっ飛ばすくらい、この本には勉強させられ
た。本の中で、俺が全然知らなかったこともたくさんあったし、オーガ
ニック製品のサイトとか、これから利用してみようと思ったしね。
(美容室も一回行ってみたいね)
自分が今からすぐに取り組めることもある、知るだけでもっと環境にやさし
くすることができる、だからこそもっと知識を得よう、自分の生活スタイル
をできるところから見直そう、そんな気にさせてくれた一冊でした。
紹介してくれてありがとう。人はもっと環境に優しくなれるんだ。
木村麻紀さんからのコメント------------------------------------------
「自分の生き方として人や環境を大事にして、自分が満足いく暮らしを
求める」。これをやり始めると、衣食住といった日々の暮らしから仕事
に至るまで、自分が望むQOL(Quality of Life)の軸がはっきりしてく
ると思います。生き方の軸としてLOHASがあるということも、私がこの
本で伝えたかったメッセージの1つでした。汲み取っていただけて、
とてもうれしいです。読んでくださり、どうもありがとうございました。
◆らふぃきさん□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ちょうどこの本のプレゼントに応募したのは「ロハス」という言葉に対し
て、私の中で、期待よりも疑念の方が大きくなってしまっていたときでした。
「きゃりあ・ぷれす」の紹介文でも書かれていたように「日本ではオーガニ
ック素材の料理を食べてヨガをすればロハス!と単なるファッションのよう
に捉えられている節がある」という状況で、自分のしていること、志してい
ることは、「ロハス」という言葉と重なりそうだけど、こんな曖昧な言葉で
まとめたくない!という反発感でいっぱいになっていたというか。
でも実際に本を読み始め、「生活創造者リスト」を見てみて、私も『これっ
て私が思っていたことそのもの』と改めて思いました。続く7つの項目で
は、オシャレで素敵な海外での取り組みだけでなく、日本での事例も紹介し
ていただけたことで、自分の生活にも気軽に取り入れることができそうな、
よりLOHASな生活に転換できそうなワクワクした気持ちになってきました。
そんな私が今、仕事としているのは、なんとこの本でも紹介されている「小
舟木エコ村」づくりです。同じく浜松出身の知り合いも紹介されていて、こ
ういうことに関わっている人たちのつながりって意外と近いのだなぁ、と同
時に、まだまだ少数派なのかなぁ、と感じました。
自分でもいろいろとLOHASな情報にアンテナを張り巡らしている方だと思っ
ていたのですが、麻紀さんの情報を見つけ出す力と、その情報を分かりやす
く魅力的に発信する力はぜひ今後、私も身につけていきたい!と思いました。
これから「小舟木エコ村」を育てていくプロセスで、(現時点ではまだ人は
住んでいません)私は、エコ村ならではのライフスタイルを実現するために
必要なサービスを立ち上げる支援をしていきたいと考えています。麻紀さん
があとがきに書かれていたような「各章のテーマをさらに深めたワーク
ショップなどの企画」もとても関心があります。
今は東京やその他、都市部にオシャレなLOHAS情報や機会がかたよってし
まっているように思いますが、滋賀の田舎だからこそ、そのよさを生かし
た、かっこいいLOHASを提案できるのではないか、と楽しみにしています。
この本を読んだ他の皆さんとも、何かLOHASなアクションを起こす相乗効果
が生まれることを願っています。
木村麻紀さんからのコメント------------------------------------------
らふぃきさんが最初に抱いていた日本のロハスへの”反発”、ごもっと
もだと思います。2005年は日本でLOHASがブレイクした年でもあり
ましたが、同時に新たなにカネを使わせるための誘い文句としてだけの
ロハスが氾濫した1年でもありました。LOHASの本当の価値を理解した
人々によるビジネスや社会活動が本格化するのは、むしろこれからだと
私は思います。「小舟木エコ村」、私もとても注目しています。ご一緒
にワークショップやりましょう!今後ともどうぞよろしくお願いします。
◆窓香さん□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
―なんといっても「わかり易い!」ロハス・ワールドガイドブック―
衣食住にとどまらず、レジャー、健康、エンターテイメント、マネー、そし
て仕事、教育のあり方と、身近な生活に関わる具体的なアイディアとその実
践例が盛りだくさんの本書を読んで、幅広く膨大な情報が非常にコンパクト
に、かつわかりやすくまとめられていることに驚いた。エネルギーのこと、
お金のこと、CSR、SRI、自分で調べると膨大な時間がかかってしまっていた
「気になる問題」たちの、信頼性のある最新情報を手に取ることができると
は、幸せなことである。
現状の問題、マイナス点、実践例、これからのメリット、デメリット、課
題、ひとりひとりが出来ることの例、さらに筆者が実践している例が書かれ
ているのも、情報が通り一遍の知識に偏らずに、頭の中を上手に整理してく
れる所以である。また、フェアトレードならPeopleTree、雨のリサイクルに
興味があったら…とチェックするべきHPが示されていたり、非常に実際的で
ある。
読んでいると、ロハス・ワールドの中で、その世界(ワールド)の価値観と
考え方を垣間見ることが出来る。そして「そう思っているのは自分ひとりじ
ゃない」と励まされる。提示されている実践例は、ほんとうに“例”であっ
て、マニュアルではない。わたしたちがここから学ぶのは、その発想方法
と、想像力・創造力ではないかと思う。次の時代へ向けて必要な、頭の体操
である。たとえば、二酸化炭素排出量で測る環境への負荷をお金に計算して
みたり。他にも、野菜や肉の輸入を、それらが育つのに必要だった「水」に
換算してその非効率性を指摘している人もいる。本書に出てくるヘンプ・レ
ボの赤星さんは、材料・原料が出来るまでにかかった期間をコストに換算し
て、石油燃料で作ったプラスチックが実は非常に高価なモノであると言って
いた。
目の前を過ぎていく情報や、目先の利益しか考えないやり方が、本当に勿体
ないことであると気づいて、新しい方法を編み出していってしまう、その発
想力・行動力。これは未来への力であり、希望であり、お金が無いときの工
夫が、創造的であるように、案外楽しくて、個性が思い切り発揮されるとこ
ろである。
そして、この本が何よりも素晴らしいのは、「こうなったら楽しいと思いま
せんか?」という木村麻紀さんのポジティブなビジョンを一緒に旅できるガ
イドブックであることだ。本書に出てくる”win-win”の仕組みは勝ち組、
負け組みの今の仕組みに対して、みんなが笑える仕組みである。ナゼ、人間
性を奪い、奪われるような社会をわたしたちが作ってきてしまったのかを、
この本の裏に見るとき、愛が足りない、と感じる。
政治は未来の子どものためにするものだ、とハンナ・アーレントは言った。
政治だけではなく、現在の全てがそうだ、とわたしは思う。消費活動は投票
でもあり、貯金は貯蓄先の銀行への融資である。現在の生活の裏側に隠され
た不正、非人間的な労働、自然破壊、その全てをしっかり見据えて、「どう
やってよくしていこうか」と創造的になることが、未来を変えていくのであ
る。大切な友人の誕生日プレゼントにギターを買う時、そのギターの木材の
入手方法、働いている人が泣いているかどうか心配するわたしは、そんな心
配の要らない社会で、プレゼントを笑顔で渡したい。だから、お互いを大切
にできる社会に生きたいと願う。LOHASの流れ、ホリスティックの流れ、
色々な現代の流れのその先に、わたしは”love love”の仕組みを夢見てい
る。誰もが大切にされ、尊重され、自分も大切に愛してもらえる社会。まず
は、行きつけの豆腐屋さん、パン屋さん、飲み屋さんにこの本を持っていっ
て、同志を増やすべし。
木村麻紀さんからのコメント------------------------------------------
「わたしたちがここから学ぶのは、その発想方法と、想像力・創造力で
はないかと思う」。窓香さんは、この本を通じて私が伝えたかったこと
の1つをしっかりと読み取ってくれました。私は、本で取り上げた事例
をそのまま真似して欲しいとは思っていません。これらの事例がなぜ生
まれ、どのようにして育ったかを知ることによって、ならば日本でもで
きるのではないか、できないとすれば何が邪魔しているのかーといった
ことを皆さんにそれぞれの仕事や暮らしの場面で考えていただけたらと
思っています。
「まずは、行きつけの豆腐屋さん、パン屋さん、飲み屋さんにこの本
を持っていって、同志を増やすべし」ー。ありがとう!よろしくね!!
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
木村麻紀さんの著書「ロハス・ワールドリポート」
詳細はこちら↓
http://www.pangea.jp/c-press/poco/028.html