LEVI'Sによって第2時大戦の時に作られた501モデル 第2次世界大戦の時にアメリカ政府により物資コントロールの勧告がなされ必要最小限の物資でジーンズを作らなければならなくなった。その為、フロントボタンはオリジナルから市販のボタンに変わりコインポケットのリベット、バックシンチ(ウエスト後ろの調節用のベルト)の廃止、又、LEVI'Sのトレードマークでもあるアーキュエットステッチ(ヒップポッケットのステッチ)までが糸の無駄とのことでペンキで書かれたステッチに変わってしまった。ペンキにしてまでアーキュエットステッチを残したところにLEVI'Sのこだわりが感じられる。又、前ポケットの袋布も使える生地は何でも使うとのことでチェックの生地やネル地、ヘリンボーン地など色々な生地が使われている。縫製工も戦時下の為、熟練していない人達も大勢居たと思われるその為ヒップポケットのステッチなどに歪みが見られるのも特徴的な部分である。
LEVI'Sによって1960年代に作られた501モデルフラッシャー(ヒップポケットに付いている紙のラベル)にC−1966と記されていたことから66モデルと呼ばれている。この頃よりアイビーやモッズ等色々なファッションスタイルが出てきてLEVI'Sもワークウエアから、よりファッション性を取り入れてきた。シルエットの特徴としてはタイトで股上が浅くなっている。