◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇

     アウトドア犬パンサのジーンズカジュアルライフレポート
         『犬のパンサのジーンズおもしろ話』vol.1
        創刊号

             1998・7・13(月)発行
◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆


こんにちは!犬のパンサです。
準備号の段階で多くの登録をいただき、たくさんの友達ができたみたいで
パンサ、本当にうれしいかぎりです。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

            >早く、散歩にいかないかな〜あ・・・01

02

>毎朝の日課、サッカーグランド
 で朝の遠投キャチボール!50
 球だ!パパが疲れるからね。
 パンサ、
 100球でもへっちゃらさ!


パンサは犬らしく、ボールが大好きでなので朝のひと運動が毎朝、待ち遠しい。
ママはキャッチボールは当然できると思っているし、フリスビーなんかを華麗に
やってほしいわけさね。だけど、どうも、パンサは無理やりは嫌い。出来ても
やりたくない。だって、ママは教育ママ?って程でもないけどそれに近いかも。
なんか、フリスビーの感触がすきじゃなあ〜い。ゴムの硬さが好きなんだな。

いまね、ドッグスクールに行かされてるの。
近くの公園で友達6人?くらいのクラスなわけね。

時々、ママが偵察に来ているのを風向き具合で、パンサ、しっかり、わかってる。
この前、先生が“パンサは全然、失敗しない。これはちょっと、危険ですよ。
犬というものは間違いを矯正しながら、覚えていくんですね〜。従わせるんですね。
ところがパンサは本当に従っているのか、疑わしい。だから、う〜〜ん。”
なんて、ママに報告してた。まずいよね〜。それ。

            03
                >グランドの水飲み場。暑いときにはからだにもシャワー。

だけど、パンサは合理的なのが好き。叱られたり、リードをきつくされたり、頭を
抑えられたりするのは大っ嫌いだから。
そのときはいい子で従順にしている。だあ〜て、楽だも〜んね!

実はパンサは正真正銘のソフトアルファなのだ!!!ギャハハハハ


          >ときには自転車で伴走してくれる。04

0506

>近所ののミーちゃんと逢ちゃった。
 あそぼ!
 ミーちゃんは珍しいチョコラブ、
 とっても、気が合うの!



<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

準備号でお約束した通り、うちのパパのジーンズ洗濯術をちょっと書いちゃいます。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
13

パパは日曜日、ねぼうでなかなか起きないんだけど、パンサは散歩の時間が過ぎ
ちゃうし、おてんとうさまもあがって暑くなちゃうのでベッドに行って、起こして
無理やりに散歩に誘って、目を覚させるわけ。

そうすると俄然、元気になって、ジーンズの洗濯に入るわけ。
パパは洗濯が大好きで、特に、ジーンズには特別の気持ちがあるらしく、ママには
いっさい、触らせない。ママのジーンズも心配で洗ってあげている優しい?パパです。

07>二人?で探検だ。

まず、裏側に向けて・・・ああ、その前に、生(なま)のまま、何カ月も洗わないで
毎日履いて、馴染んで、しわのアタリが出てきてから、やっと、洗うという履き方も
あるけれど、あんまりクサイのも女の子に嫌われるから・・・。ほどほどにした方が
パンサ、いいと思うわけね。パンサも一応、女の子。クサ〜イのってゆるせな〜い!

いるのよ、知ってるやつで。クサイ奴。
ジーンズ読本かなんかにかぶれちゃってる奴。そういうんじゃあ、本当の意味で
白いTシャツにブルージーンが似合う奴とはいえないわけよ。クサイんじゃね。

また、話がズレちゃった。とにかく、生(なま)で少し、履いてもいいし。
ワンウォッシュして履いて馴染ませるのもよし。

ともかく、洗うときに、洗剤はいらない。裏側にして、ジーンズ単体で洗ってね。
じゃないと色が落ちるから。万が一、色が他のものに付いても、もう一度、洗えば
落ちるけど・・・・・・。

0809>噴水であそぼ!

うちじゃあ、パパやママの持ち物は*本藍やら*インディゴやら、色の落ちる物ばかりで
だから洗濯機が真っ青になって、問題になっている。でも、そのときはガンガン洗剤を
ブッこんで洗うしかないよね。洗濯槽はきれいになると思うよ。保証はしないけど・・・
ギャハハハ

実は、この春、桜見でバーベキューした時なんか、パパがパンサの身体に本藍の
ジーンズをこすりつけるから、パンサのブロンドが少し、青くなっちゃって、
“なんだよう〜”って怒ったら、“藍は昔から虫除けなんだ。ブヨやカ、いろいろな
虫から身を守るんだよ”と言って、守ってくれたわけ。
悪いところばかりじゃないね、人間も。
パンサ、感動して、涙が出そうでウルウルしちゃった。

1112
>夜桜、バーベキューでパンサ、おすまし!
 近所のミーちゃんも散歩の帰り、参加。チョコラブなので闇に消えて???どこだ?
 ミーちゃんはすごく、オシャレだから、今度また、紹介します。


また、話が飛んだ。
とにかく、ジーンズの洗濯は初回は生地に付いているノリを落とす程度だから、
水洗いでOK。少しの汚れも水洗いでOK。最近の洗剤は良く出来すぎていて
漂白剤が入っているから、色が早く落ちすぎちゃうんよね。
色落ちが楽しめないよね、まったく!


次も肝心。
ジーンズの干し方。パンサ、ときどき、ジーンズをひっぱって邪魔をしてやるんだけど。
裏側にしたまま、陰干し。もちろん、乾燥機は縮むからやめたほうがいいと思うよ。
でも、極端に縮ませたいときは、どうぞ勝手に!ギャハハハハ

どちらにしても、生(なま)で洗えば、通常、10cm位は縮むから、裾上げはワン
ウォシュしてからがいいとパパはいってるヨ。つぎは秘密だけど、本藍は2cm位しか
縮まない。えっ、知ってる。な〜んだ。つまんね〜の!
ともかく、そう。なぜ、そうかはまたの機会にして。
裏側にしてパンパンと形を整えて陰干しをしてね。なぜかというと、いろいろある
けど、表にして干すとヒップラベルが*ヤンピーでできていると形が変形したりするん
だってさ。パンサにとっちゃあ、どうでもいいけど。ギャハハハハ

てなわけで、
とにかく、パパのモットーは愛情深く、慈しんで洗濯をしているということに尽きる。
な〜んちゃってね。ホント、人がいいんだから、パンサを見習ったほうがいいヨ。
よっ!世渡り上手の、その名はパンサたぁあこの俺だ、いえ、あたしです。

あなたが、洗濯の時になにか、気を付けている事などあったら、教えてください。
なにか、ジーンズにかかわる情報や質問がありましたら、犬のパンサにメールください。
解らないことでも、調べてページ上で、又はメールで、ご返事します。

10>ずぶぬれ。パンサ!

◇◇◇◇◇◇

                                パンサ

                              ◆◆◆◆◆◆


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

今回のジーンズ豆辞典では*インディゴ、*本藍と*ヤンピーを配信いたします。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


*インディゴ(藍) ジーンズといえば独特のインディゴブルーの色がなんといっても第一の魅力ですね。
本来インディゴはタデ科の蓼藍、アブラナ科の大青、マメ科のインド藍などの植物に
含まれる天然染料として使われてきたが、19世紀の終わりにドイツの科学者によって
科学構造が解明され、合成インディゴが発明された。
ジーンズの元祖であるLEVI'Sでもブルーデニムに天然インディゴを使用したという
明確な事実はないようで、昔から合成インディゴが使用されたと思われる。
合成インディゴは100%のインディゴ成分であることからピュア・インディゴとも
呼ばれている。現在では色々なブランドから天然インディゴで染めたデニムを使用した
ジーンズも出されている。
インディゴの語源は昔、インドで多く生産され、安価だったインド藍が交易品として
世界中に広まったことによるとされている 。

*天然藍(本藍)
天然藍は古代エジプトの古墳より出土したミイラに巻かれていた布に使われていた例が
あるように大古より世界各地で染料として使われてきた。
日本では昔から藍染めの技術が発達しており江戸時代末期にはその品質の良さから
正藍と呼ばれ珍重された。
しかし19世紀の終わりにドイツの科学者によって科学構造が解明され合成インディゴが
発明され てから天然藍の需要が減りそれに伴い後継者不足等で藍師も次々と廃業していった。
現在では数は少ないが、ジーンズのインディゴブルーに魅せられ日本の伝統技術でもある
天然の藍で染めた天然の藍の色を持つデニムでジーンズを作りたいと考える人達が本藍の
ジーンズを作っている。
天然藍は熟練した職人が機械を一切使用せず全て手染めで何度も何度も繰り返し行い、
ジーンズの色まで染めるにはかなりの時間と労力が必要。この為各ブランドで出している
本藍のジーンズは数も少なく値段も高い。
天然藍には科学染料とは違い不純物が含まれているので穿き込んでいくうち調和のとれて
いない色が落とされながら深みのある藍本来の色が出てくる。
又、洗い込まれた後に現れる青色の美しさが最大の魅力である。

*ヤンピー
山羊皮革のこと。ジーンズの歴史のなかでヒップラベルも時代に応じて変化してきた。
そのなかでヤンピーはビンテージらしさを表現するために非常に重要な皮革でもある。
いろいろなヒップラベルがあるなかで、ヤンピーは未防縮の皮革がもつ程よい縮みある。
シボが細かく、高級感があり、シュリンク(縮み)によって、味のあるジーンズを作り上げる。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<ジーンズ豆辞典参考になったかな?
パンサ、もっと勉強します。


===============================================================
◇このメールマガジンの発行には、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
 (http://www.mag2.com/)を利用しています。
◇このメールマガジンの登録・解除はこちらでできます。
(http://www.pangea.jp/blue-jean/)
◇『犬のパンサのジーンズおもしろ話』は読者参加型のメールマガジンです。
 感想、ご意見などありましたら、どうぞお気軽にお寄せください。
 (e-mail adress pantha@pangea.jp)

===============================================================
●メールは犬のパンサ宛までよろしくね。

BACK